バードウォッチングをするときは気配を消すべし

スズメよりシジュウカラの方が多くないんじゃないか?と思った北海道でした。旭山動物園の「野鳥」というカゴの中にもスズメはいたのにシジュウカラはいませんでした。

そこいらじゅうに群れでいました。

シジュウカラ好きの私は大興奮でしたが、夫は「北海道まで来たのに毎日見られるシジュウカラなんか追っかけて…。」と、がっかり…。

一人でバードウォッチングに出かけました。

耳はそばだてて目はこらすべし!

降るような鳥のさえずりでした。まず見つけたのはこれですが…下からしか写せてないのでなんという鳥なのかわかりませんでした。

綺麗な鳴き声を頼りに見つけたのがこれ。見つけたと言っても30分くらいかかってやっとです。

姿よし、鳴き声よし!すごく嬉しかったです。

宿に帰って鳥判定機アプリにかけたら…、キビタキでした。夫が高知城で撮影したことがある鳥でした。

北海道ならではの鳥を撮影したかったなあ、と思いました。

夫が見つけた鳥は「ヤマゲラ」という北海道にしかいない鳥でした。

…いいなあ。

日本最北端の動物園・旭山動物園テーマは「伝えるのは、命」

みどころ盛りだくさんですが、特に心に響いたのはへび担当の飼育係りさんのハツカネズミのコメントでした。

飼育係りさんの手書きのメッセージ、他のどれも飼育員さんならではの言葉で深いです。

目がクリクリクリっとして可愛いです。でもこの子事故で傷ついて保護されています。片方の翼がないのが痛々しいです。(夫撮影)

北海道はフクロウ王国!圧巻の展示内容でした。

ただ、傷ついて収容されている子が多く、人間の文明が動物にとってどんなに危険なのか考えさせられました。

夫撮影

こちら園内の食事です。アザラシのノリが可愛かったです。

ほぼ聞き逃したのですが、アザラシのお食事タイム、終わりだけ聞けました。アザラシはペットではないし、飼育係は飼い主ではないので、関係がとてもドライだということ。飼育係とアザラシでしかない、というようなお話でした。

私が目を奪われたのはウミネコです。どうしてそんなところにいるのだろうか?と。これはお食事タイムが終わった直後でアザラシさんたちくつろいでいます。

ウミネコさんがトテトテトテと歩いて行った先はここ。アザラシさんの食べ残しでした。頃合いを見計らっていたのでしょうね…。

行動展示されているということで、どの動物も生き生きしているように見えました。

カバの泳ぐ姿が見られるらしいですが、今回はくつろぐ姿をじっくり拝見できました。

細部にまで渡るあべ弘士さんが描かれているイラストを含め、旭川の方はこんな動物園が身近にあっていいなあ、と思いました。

まだ望遠レンズを使い慣れていない私の成功率は低かったのでここからは夫の写真です。

実は私はこのあたりはあまり写せていません。金網にピントが合ってしまったのと…すぐ近くにシジュウカラが鈴なりにいる木があったからです。シジュウカラを撮影しようと頑張っていました。

感覚としてスズメより多くいるように感じました。