いざ 金 沢 へ

帰省時父が本当は兼六園に行ってみたいけれど母がついて来てくれない。。。とぼやいていました。母曰く「ふらふら病」で、旅行が辛いとのことで、、、。1日でも若いうちに父が兼六園を楽しめないものかと思っていたら、オットと義妹ちゃんがその夢を叶えてくれる事になりました。(感謝)。

現地集合する事にしていざ金沢へ。

行きに乗る新幹線、うまく撮れたと思ったのですが。。。こんな写りになっていました(残念)

旅の始まりです。

我々の近くに海外からと思われる団体さんがいて、なんとお箸を上手に使って駅弁を食べていたので感動したのですが。。。お茶を飲むときにお箸をご飯に刺していたのにはギョッとしました。

父は晴れ男で有名なのですが、金沢は雨でした。雨の続く予報になっておりとても残念に思っていました。

まずは石浦神社へ。

きまちゃんというゆるキャラの九谷焼のガチャガチャを早速しました。

このお寺は縁結びの御利益があるパワースポットとして有名なのだそうです。

ブラブラと、のんびりお散歩。

犀川のほとりで犀星の「ふるさとは遠きにありて思うもの そして悲しく歌うもの」と言う詩を思い出しました。

そういえば私の専攻は近代文学で、犀星、朔太郎、鏡花を主に勉強したのでした。もうすっかり記憶の彼方です。

自然や木造、古いものが好きな私ですが、長く愛されている鉄橋も好きです。

犀川大橋は鉄橋として国内有数の歴史を持ち、国の登録有形文化財に登録されているそうです。

我々が向かったのはガイドブックに小さく紹介されていた妙立寺。

ここが思いの外面白かったです。金沢城の出城の要素のある要塞でカラクリが沢山ある要塞。こんなにも複雑な構造の建物は数件しか残っていないと書かれていました。他にもある数軒が気になってしかたないです。

行きに見た、気になる建物。

こちらも古い建物のリノベーションのようで気になりました。近くに行くと

版画があると言うのをオットが見つけました。

私は図々しく「高知から来ました」とお気軽に入っていき、見せていただきました。

京都で15年ほど前に購入されたそうです。

雨が強くなって来ました。

この辺りから、頭の左後方にチリチリと…前兆が始まりました。これが母の言う「ふらふら病」です。

私も同じ体質で、寒さのせいか、長距離で移動するとダメなのか、気圧の変化のせいなのか、よく分からないのですが私も長く付き合っています。

前兆が始まった時に休めばなんてことないのですが、、、。まだまだ旅は始まったばかり。さて、どうしようかと悩んでいました。

両親を駅で迎え、濡れながら居酒屋に行きました。大丈夫かなあ?と思いつつ食事を始めました。間違い無く美味しかったのですが、たった一つの小さなレンコンの天ぷらにトドメを刺されてしまいました。完全に「ふらふら病」スイッチオンです。

歳を重ねるって悲しいこともあるもので、美味しく感じるのに体が受け付けなくなるものができてきました。それが、、、天ぷら。体調が悪い時なら尚更です。

取り返しがつかなくなる前にと思い、オットに両親を任せ、大急ぎで店を出ました。が、真っ直ぐ来たはずの道がわからずオタオタオタオタ。

やっとホテルについたと思ったら、きっちりとベッドメイキングされているシーツが引き出せず、横になった途端吐き気がきてしまい、、、。

食事を終えて帰ってきたオットびっくり。一生懸命掃除したつもりだったのですが、全然ダメだったようです。掃除開始!大変申し訳ない旅の始まりとなりました。

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