手が震えました

シャーーっと言う音とともに通り雨。

窓の外に二重の虹!

手が震えてレンズの交換に手間取り、だんだん薄くなっていき、二重は撮れませんでした。

ドウゾコラエテツカサイ

時折故郷の男子「タクちゃん」からかかってくるオットには謎の長電話。

それはお茶の話でして、仲間内のあれやこれやがあるわけです。なんぼでも聞いちゃおきねえ、と、いつも受け身でしたが、ゆうべは私からタクちゃんへの緊急LINE発出。上の画像付きです。

オットには「今週は私、ちょっと大変だから、ほうっておいて。」と何度も言っていましたが、もちろんオットには分からない世界なのでありまして…。

テキストのない、口伝の御点前のお稽古日だったのです。

それはお稽古の後、即ノートを書き直さないと、記憶しておくのが難しい。だから今週の私は、予習復習に明け暮れるから、どうぞ、ほうっておいてくださいぃ。

ところがそんな週に限ってあれやこれや忙しくなりまして、珍しくピリピリしていました。

そもそもお稽古にあうお道具なんて持っていない私は、先生の形見である大切なお茶入れを代役に練習していたのです。そしたら…オットがなんとこのま上に、広げたノートパソコンを片手で持って、「みてみてー」と、説明を始めたのでした。

それは、私が使いやすいように設定を変えてくれたと言う大変ありがたい内容だったのですが…。

どういえば伝わるのだろうか…。値段で言えばいい?

そもそも作家さんが気持ちを込めて作ったお道具だと言えばいい?

おしふく(下に敷いている袋)を着せる、格が高い道具、と言えば分かる??

私は、オットが手を滑らせてパソコンを落とし、お道具が粉々に割れてしまうところを想像して、鼻血が出そうになりました。

一点ものだから、替えがない、と言えばわかってもらえる?

形見だから大切、と言えば伝わる??

「タクちゃん!この上に…重い物が通過する恐怖をどう言えば分かってもらえると思う?」