北海道の日の出は4時前。偶然目が覚めましたが、太陽は見えずマジックアワーを楽しみました。
漁港から出ていく船の様子など珍しく、なん隻も見ました。
オットも目を覚ましましたが、もうずいぶん船出済みでした。
昨日のことがあったので少し早く食堂に向かいました。
北こぶし知床ホテル&リゾート の朝食やいかに??
上品なご夫婦がゆったり座って待っていました。我々も空いている席につき、静かな時間を過ごしていたところ…。
嫌〜な雰囲気が漂っている二人連れが来て早速文句を言い始めました。
引き続き、この方々のお知り合いもいらっしゃいましたが、まさに同類…。
ここで我々は並びました。
日本語を話してはいるのですが、四人は列に並ばず歓談していました。
受付に係の人が来たタイミングで係の人に質問を始めました。これが長かった。お客さんも増えてきました。
係の人の手まで止めてしまうか。あーあー…せめて仕事の邪魔はしないでほしいなあと思っていたら。
全員集合です。そういう作戦だったか…。
しれっと四人で割り込んできたのでした。
同じツアー客と思われる方が、「この時間なら自分は一番乗りなのかと思っていたのにすごい列でびっくりした。一番に並んでいたの?すごいね。」とか言うと一番に並んでいたと宣言。
「列に並ばなければいけない」ことは知っていたらしい…。
しかし我ら大和民族…ムー民は…戦いません。こんなのは無視ですな…。
このホテルはスタッフが外国の方で、日本語も上手で対応も良かったけれど、日本人の些細な習慣は拾ってもらえない感じでした。これは注意してほしかったです。
前の晩、グリルの列で待ちぼうけをくらった私。今回は注文し並ぶ場所を聞いて並んでいたところ、この厚かまし軍団は一番乗りして片っ端から注文をしていたようで、みんなが並んでいるところに割り込んできては「それ私が注文していました!」とどんどん持っていき、ドヤ顔して「お先に」…。こんなのは引き続き無視ですな。視界から消して、私は私で美味しくいただきました。
とは言っても席も近くてみてしまったのですが、注文してからグリルしてもらえるこの大皿を積み上げながらガツガツ食べる姿が、「千と千尋の神隠し」の豚のシーンにそっくりで…。ああはなりたくないなあ、と思いました。
このお客さん以外はとっても良いホテルでした。
1年後に届く手紙というのを書いて投函してきました。1年後が楽しみです。
気を取り直してさあ出発!本日の午前中の予定はこれ!
知床五湖森のガイドツアーです。
ヒグマの繁殖期とのことで、ガイドツアー付きでないと巡れません。
まずはヒグマに出会わないための注意を受けました。
ガイドさんはくまベルを使わない方式でした。それはひっきりなしに鳴っているとくまの気配を感じにくいからだそうです。
出発です。
木を登った後や、
かじった後やふんなど、確かに近くに存在を感じるくまでした。
くまならぬクマゲラ(笑)は残像を見ることができました。同時に見た人と「黒くて赤かったね」と話しあって笑いました。
キツツキ、小さい体でなかなかな仕事をするものですね。
水芭蕉の葉を狙ってくる動物の足跡などは残っていました。
面白かったのはこちら!まだ葉が開く前の状態の時にかじられると葉が開いた時にこうなるそうです。2カ所かじられている葉っぱを見つけました。
エゾハルゼミの抜け殻。
まだ鳴き声を聞くことができました。
北海道は見たことのない花ばかりだったけれど、今回特に気に入ったのはつるあじさいでした。
雨の予報でしたが快晴でした。知床五湖も美しかった。
ネムロコウホネ
去年牧野植物園で「ヒメコウホネ」を覚えてから、何種類かの「コウホネ」を楽しむことができています。名前を覚えるのって楽しいです。
安全圏まで辿り着けました。ここまでくるともうひぐまと出くわしても心配不要。野生のものを見てみたいです。
ちなみに真ん中に写っている気は柏の木。強風の地でも育つ強い木だそうです。
ゆっくり歩いていくと…
真ん中の木の左上にシカが!
くまには会えませんでしたが、野性のしかに出会えて良かったです。楽しかった。
こんなに晴れていたのに、午後は曇りすぎるほどの曇り。視界は真っ白になり何も見えませんでした。晴れていたらどんな風景が見えるのかなあ。
国後島が見られたはずだった場所…。
お昼を食べることにしました。
…曲がりなりにもクマに会うことができましたが……。
おいたわしいにも程がありました。
これはめちゃくちゃ美味しかった!
お土産はもう買っていましたが、どうしてもお土産にしたくて買い込みました。そんなわけでラーメンだらけになってしまいました。
曇天の中次の宿に進みます。
向かうは阿寒湖。
鶴雅に到着。
夕食前に散歩をしました。
やってきました。
右の「えぞりす」というお店でお買い物をしました。
木の時計いつか買いたいなあ…。
宿に戻って足湯を楽しんで、さあご飯です!
本日も楽しい1日でした。
オットよありがとう。